多数の人々が、この人の怖さを知らないかのようでこわい。 教育の現場を支配しようとする姿勢がこわい。 多くの大衆を見下した姿勢がこわい。 自己無謬性とでも言えばよいのか、対話によって接点を探るといった姿勢が見られないのがこわい。 首都の知事がこの様な人物であるこの国がこわい。 この人を三度も選ぶ首都の多数の住民がこわい。 対抗馬を立てられない反対勢力の弱さがこわい。 この人のお先棒をかつぐ、どこかの養護学校の校長が、学校の全ての教室に「ひのまる」を掲げることにしたというニュースもこわい。 歴史を見れば、「虎の威を借る」「お先棒をかつぐ」現場人が必ずいて、非常に先鋭に、踏み絵のように人々に二者択一を迫る構図があちこちで見られた。その様な構図がここでも見られる。「“人は歴史から学ばない”ということを私は歴史から学んだ」という先人の独白は至言である。
この人に比べれば、現天皇の方がはるかにリベラルで、自由な思考が出来る人のように思われる。 (いつかの園遊会での、どこかの教育委員への天皇の発言は、天皇の国際人としての教養と、リベラルな資質を痛感させられるものだった。) ヒットラーも最初は選挙で選ばれた!
選挙のたびに、食欲も減退する今日この頃である。
コメント