入院中に金環食という日食に遭遇した。改めて調べてみると、昭和33年(1958年)4月19日の事であったらしい。
その日、小児科病棟も大騒ぎだった。皆で金環食を見ることになり、直接肉眼で太陽を見ることは危険なので、何か目を守りつつ見ることが出来るものはないかと言うことになり、看護婦さんが、不要になったレントゲンフィルムを沢山持って来てくれて、これで太陽が欠けていく様子を克明に見ることが出来た。
僕は沢山のレントゲンフィルムの中から、頭部を写したフィルムを選び、これで太陽を見た。 この日、全国で多くの人たちが様々な形で金環食を観察した。けれど、頭蓋骨のシルエットを通じて金環食を観察した人はそんなに多くはないと思う!(^_^)v
コメント