連日のニュースは、気になって仕方がないことが続いています。なのに、気分も低迷していて、きちんと仕事もこなせていない自分が情けない限りです。
①ミャンマーの軍事独裁政権の行方
出来上がってしまった軍事独裁政権を民政化することの難しさを見せつけられている。 北朝鮮や、一時期の韓国や、戦前の日本も、結局クーデターか他国からの干渉か、何らかの自壊作用が起こらない限り変えるのは難しいのだろうと思う。そういう政権と経済の面で結びついている国の醜さを思う。
②沖縄の「集団自決は軍の命令ではなかった」という教科書検定への反発
こうしてまで、戦前の軍部独裁の時の「名誉」を守ろうとする現政権は一体何だと思う。日本は第二次大戦前と後とで、同じグループが政権を維持しているということが全ての間違いの源にあるように思う。国内では沖縄の人々の、そして国外の、特にアジア諸国の人たちの反感を買い続けている状況を一体いつまで続けるつもりなんだろうか。ドイツの強制収容所の跡を訪ねた際に、私たちの国の過去の清算の仕方が余りにも不徹底であることを痛感させられたことを改めて思い出す。
③死刑制度をめぐる議論
日本の刑罰のあり方を根本的に考え直してもらいたい。別途議論を展開したい。
④修復的司法の取り組み
ここへ来て、加害者の更生の方法の一つに取り入れ出された手法の一つだけれど、被害者のグリーフワークや、トラウマからの回復支援策にもっと予算と人手をかけてもらいたい。
⑤障がい者権利条約の批准をめぐって
さて、「障がい者自立支援法」の見直しを各党が言い出している。選挙の効果はやはり 大きいということか。どの様に見直されるのか、また批准の為の国内法の整備をどう行おうとされるのかお手並みを拝見したい。
⑥この地球をどうするのか
わが孫は1歳半になった。彼女の老後までこの地球は持つのだろうか。と、本気で心配をしている今日この頃。何十億年という「宇宙の時間の基準」で地球という星は推移してきたのに、何十年という「人間の時間の基準」でこれを壊そうとしている。ミンダナオで、村の人が言っていた「シンプル ライフ」を地球上の皆が実践すればもう少し長持ちするのだろうけれど。いったん手に的入れた快適な暮らしから後へは引けずに、どんどん崖っぷちに向かって進んでいるように思われてならない。
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