1,2年前に亡くなったフォークシンガー高田渡さんがテレビに出ていた! 坂崎さんというフォークソングの歴史にやたら詳しいギタリスト(ギターもとっても上手い!)と二人で京都の町を歩き、丹後の方まで高田さんが演奏に出掛けるのに坂崎さんがくっついていくというものだった。
僕は高田渡さんを二度目撃している。一度は1960年代の最後の方で、「故岡林信康狂ってうたう」とかいうタイトル(?不正確)のコンサートが京都であって、それに行ってみたら、前座で高田渡という「少年」が出てきて、「自衛隊に入ろう」等を歌って、とても印象深く、忘れられない人になった。二度目は数年前に中央線の電車内でギターを抱えて座席に座っていて、思わず話しかけたくなったが、マネージャーか誰かと一緒だった。(僕は彼を知っているように思っていても、彼は僕を全く知らないのは当たり前(=_=))
彼が、僕よりも若くして突然亡くなったのはとても残念なことだった。(中央線で出会った時、話しかけてみるんだった!!!) あの不思議な風貌と不思議な歌は、僕の目と耳に焼き付いている。 その番組で、イノダコーヒー店が出てきた。前に僕は三条柳馬場と書いたように思うけれど、彼の歌にもあるように、三条堺町の角だった。僕の学生時代に、三条柳馬場の角には京都YMCAがあって、その半地下の部屋を借りて僕たちのボランティアグループは活動していて、そこから1本西へ行った堺町にイノダはあった。
イノダは、奥がとても広くて、中庭もあって、昔と変わらずそこにあった。その中で高田渡さんと坂崎さんがギターを弾いて歌を歌っていた!! とても楽しそうだった。
寺町、御幸町、ふや町、富小路、柳馬場、堺町…、今でも京都の通りを覚えている。丸竹えびす二押御池姉三六角蛸錦四綾仏高松まん五条…、だったか? 不正確!
年の瀬だというのに、こんな事を書く間があれば年賀状でも書くべきなのに…。
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