「どうして? 何で? という思いをずっと引きずっていきそうです。生きていて欲しかった!」
若い知人が亡くなり、色紙の寄せ書きにそう書いた。
生きていてくれれば、いくらだって議論はできた。生きていてくれれば、やり直しの方法もきっとあった。
自ら命を絶つには、ものすごいエネルギーと勇気が必要だと思う。それをヒョイと越えて行ってしまった。残された家族や仲間達は、みんな回答のない問いの前で戸惑い、狼狽えている。
どうして? 何で?
きっと合理的な疑問を差し挟むことなと゛出来ない何かが、貴方を突き動かして、このような結果になったのだろう!
お願いがあります。残った仲間を守ってほしい! みんなこの世界と格闘しながら生きていく、その1人1人を助けてほしい! もし、貴方が今、苦しみから解放されているなら…。
僕は恥ずかしながら、これからもぐずぐずと生きていきます。
「生きていて本当に良かった」と思えることに、きっとこれからも出会えると思うから。
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