今年は親鸞がブームなのだそうだ! 茨城の偕楽園近くの県立歴史館で親鸞展が行われていたので、近くへ行ったついでに立ち寄ってみた。茨城と親鸞との関係、関わりについて、恥ずかしながら全然知らなかった(;一_一)。
五木寛之の本『親鸞』が数十万部も売れているという。何か親鸞を待望する空気が現代にあるのだろうか? ベストセラーを買うことにいつも躊躇してしまう自分の癖?から、五木寛之のそれではなく、若い頃に読んだ吉川英治の『親鸞』を買ってみた。自分の記憶では全4巻だったはずだけれども、全3巻の文庫だった((>_<))。最初に驚くのは、使われている言葉に現在は使わないだろう「不快語」や「差別的用語」が平気で使われていることである。この小説?が最初に書かれたのは昭和10(1935)年頃だと言うので、仕方がないが、この様な言葉を使わなくても小説が書ける現代の方がやはり成熟した社会と言うべきか。
そのことは横に置いて、例によって電車やバスでの移動時に読み進めて、今やっと第2巻の後半になっている。人間親鸞の懊悩が詳細に描かれている。読後にまた感想を書きたいと思う。 読んでいて、自分の記憶の“いい加減さ”に今更のように驚く。このブログ全体の「過去もの」の“信用性”に大きな疑問符を付けざるを得ない(+_+)。
ブログの「引き受け業者」が変更になり、しばらく使うことができなかった。後161日間は無料で使えるそうで、それ以降についてはまた継続するかどうかを考えねばならない。