5月の下旬になってしまった(-_-;) 3月、4月と慌ただしく過ごして、瞬く間に5月に突入してしまった感じがする。気になることがワンサカとあるのに、気持ちにゆとりのない日々が続くと本当に何も書けないことがわかる。自分の能力や意思力の問題でもあるのだろうけれど…。
さて、5月は自分の誕生月でもあるから、新緑を愛でながら頑張ってまた書こうと思う。 今、移動時に読んでいるのは、大澤真幸『夢よりも深い覚醒へ…3・11後の哲学』(岩波新書)で、哲学者の思考に触れることが出来て新鮮だ! 分かりやすい部分と難解な部分が交互に現れて閉口してしまうが、半分を越えるところまで来たので、完読後にまた感想を書こうと思う。 同じ著者の対談形式の『ふしぎなキリスト教』(岩波新書)はもう少し解りやすかったのだが…。
過日、知人を案内して京都の街を歩いた。何十年ぶりの場所も訪れて、感慨ひとしおだった。新緑がまぶしく、清流の音も心地よかった。何十年も昔を思い出すことができる年齢まで健康を与えられていることに感謝、感謝である。
さて、明後日は金環蝕を見ることができるそうである。僕にとっては1958年以来の54年ぶりのことである。前回は頭蓋骨の写ったレントゲンフィルムを使って見たと、このブログの「50年前の小児科病棟」のどこかで書いたが、正確に言えば、1枚のフィルムでは危険だと言われて、結局何枚かを重ねて見たのでした(+_+) 。大阪日赤病院の中病棟の屋上に集まって、フィルムがいっぱい入った段ボール箱から「お好みのフィルム」を抜き出して、皆で空を見上げたのでした。