☆ 選挙関連のニュースなど見る気がない私に、救いの放送はBSとCSの番組だった。世の中の動きと無関係に、映画やスポーツや旅行番組を延々と放送している。節電のためには、夜中まで放送するこれらの番組を止めればかなり貢献できると思いつつ、選挙ニュースを遮断することでしか平穏な時間を過ごせず、ついつい見てしまった。現実逃避には最適のアイテムであることを再確認した。
☆ 投票率が60%以下だった! 選挙で勝つには、1枚2枚と頁をめくらないとわからない議論をしていたのではだめだということらしい。表紙に書けることでしか勝負は出来ないのだろう。多くの人は一枚二枚と読んではくれないのだろう。例えば、このブログにも書いた小林よしのり氏の『脱原発論』を読めば、原発に関する答えは自ずと見えてくるけれども、また同様の出版物は多く出されているけれども、結局ほとんどの人はそこまで読まないのだろう。多数派になるには、人々の心をつかむキャッチコピーが不可欠で、丁寧に何かを説明しようとしたら、その時点で既に負けているのかも知れない。テレビの情報番組などで、一つのテーマについて、1~2分で説明できる能力が問われているのだろう。出来るだけテレビに出て顔を売って、そして議論を単純化して短い言葉で訴える能力が問われているように思う。
☆ 菅直人の公式ブログが再開された。読んでみると前向きな文章が書かれていて、政治家はやはり大したもんだと思える。自分にはとても出来ないことだ。悲観的、抑うつ的、投げやり的な昨日・今日からなかなか抜け出せない凡人である。
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