☆ 僕は経済のことにうとい。いくら話を聞いてもピンとこない。だから、自分が経営の責任者である社会福祉法人が経営上のピンチに直面している。この法人にとっては経営責任者が交替して、人心一新を図る必要があると思えてならない。ただ、現在のようなピンチに直面するようになったのは自分の責任であるので、何とか底を脱出する目処が立ったら交替をしたいと思う。先日の理事会・評議員会で経営改善委員会を立ち上げ、外部者に入ってもらって具体的な提言をいただくという方向が決定された。3月2日が第一回目の会合で、3回くらいで提言をいただことうと思う。
☆ 社会福祉法人も経営規模は様々で、自分の関わるような小さな法人だと役員報酬を出すことはできず、皆さんボランティアでの関わりである。無給で責任だけが重いこの理事長の職務を引き継いでくださる方があるかどうか、何らかの方策を立てないと、僕は引くに引けない状況になってしまうと思えてならない。
☆ 話は変わるが、政権が交替して瞬く間に円安方向に大きく為替相場が変動し、株価が急上昇した。そして日銀の白川総裁が総理大臣の意向を受けて、これまでとは大きく方向転換して(そう素人の自分には思える)、政権の言うがままに(そう素人の自分には思える)インフレ目標を設定して円安誘導に力を貸している。そして任期を待たずに退任するという。これは一体どういうことなんだろう。白川総裁という人のことが全く理解できない。日銀の独立性にずっとこだわって来られたのではなかったか??? また、実体経済が一向に良い方向に向いているようにも思えないのに、株が上昇するということも自分にはなかなか理解できない。金融という目先の利益ばかりを追求する人々によって動かされている世界に、実体経済が振り回されることに、またそれに乗っかって国の経済政策を動かしていこうという政権のあり方に、「これで良いのか?!」と思ってしまう。
☆ 国家レベルで、賭けをしているように思えてならない。小さな法人の運営とはわけが違うのだが…。本当にいいんですか? こんな賭けをして!(+_+)
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