私は、最初に入院した病院では、ベッドの上で、仰向いて固定された状態で寝ていた。怪我をした部分が動かないように天井から吊されたりしていて、…そのために怪我以外に凍傷になって、手の指の2本は崩れて骨が見えるような状態になってしまった(>_<)…、ただただじっと寝ている状態が一ヶ月以上続いたように思う。その間に、お尻や背中に褥瘡が出来てしまった! 今、考えると余りに稚拙な介護方法だったのだと思う。「痛痒い」という言葉がぴったりの症状で、怪我の治療だけではない苦痛が付加された状態だった。
褥瘡という、高齢者介護でよく話題になる症状が、10歳の子どもでも簡単にできるのだと言うことを、実体験させられた。
ちなみに、約1ヶ月の寝たきり状態から、ベッド上に座ることが許されたとき、いざ座ろうとしても全く座れなかった。大人に支えてもらって、やっと座位を保つことが出来て、支えがないとゆっくりと倒れるような状態だった。 その後、さらにベッドから足をおろして、ベッドの端に座って、隣のベッドに移る練習から始めたけれども、とても両足で立ち上がることもできなかったことを思い出す。全く怪我もしていなかった両足だったけれども、一ヶ月寝ているとこの様に使えなくなるのかと自分でも驚いたことを思い出す。
コメント