24日のクリスマスイヴは、IMAホールで行われた、オペラ歌手:村山岳氏によるコンサートに出掛けた。いつも気にしていながら、今年は結局初めて出掛けるコンサートになってしまった。ユーモアにあふれ、熱い思い・情熱のこもった歌を約2時間にわたって聴かせてもらった。オペラの名曲の数々の間に、クリスマスの曲や日本の歌も入って、彼の独唱と、ソプラノ歌手とのデュエット、そしてピアノの演奏と、2時間があっという間に過ぎて行った。
日本のポピュラーな音楽、「千の風になって」や「翼を下さい」は、ああこんな風に歌うのかと思わせられたし、彼の思いが伝わってきて、胸に迫るものがあった!!!!! 彼のコンサートの最後は、いつもアンコールに応えて「マイウエイ」で締めくくられるのだけれど、今回もそうだった。彼のマイウエイを聴くために自分は出掛けているのかも知れないと思わせられた。村山氏に乾杯!(^o^)
夜は教会のイヴ礼拝に出席してみた。讃美歌、説教の間に、ハープの演奏と、透明な声による「ハープの弾き語り」とでも言える演奏をしながらのソプラノの独唱があり、この年の様々なことを振り返り、ジンワリと心にしみる礼拝だった。本当に綺麗で透明な声の持ち主による「弾き語り」のような歌は、礼拝堂に吸い込まれるように響いて、とても心地良いひと時だった。この一日は、日頃の雑雑とした自分の暮らしの現実から少し離れて、人間らしい感覚を呼び覚ます有意義な一日だった。
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