僕の記憶で鮮明に残っているオリンピックの第一はローマオリンピックだ。中学2年生の時だったと思う。兄が作った?ラジオで夜中に必死になって中継を聴いた。音が大きくなったり小さくなったりして、アベベ・ビキラがアッピア街道の石畳を裸足で走る様を、実際に見たように記憶に残っている。ラジオで聴いて想像していただけなんだけれど。
そして、高校3年生の時の東京オリンピック。高校の同窓会館?か何かで、空き時間や自習の時間にはいつもテレビを観ることができて、僕はすぐ隣の我が家に戻ってテレビを観ていて、そのまま学校には戻らないことも多かったようだ。重量挙げの三宅兄弟の活躍や、円谷選手のマラソンのゴールシーンが今でも鮮明に思い出される。
いつまでも国単位で競うのはもう止めた方が良いように思う。多くの国と地域の人に出場機会を提供するために、一つの国から一つの競技に何人以内という制限を設けるのはやむを得ないが、いちいち国歌の演奏や国旗の掲揚等を行うのはもう止めた方が良いと思う。円谷選手のように悲壮感に追い詰められて、「国の名誉」を背負って戦うなんて、もう止めた方が良いと思う。
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