紅葉
僕の住む街では、桜の葉はほぼ完全に落ちて、ケヤキの葉も残りわずか、モミジが最後の紅色を誇示しています。今朝は快晴で、青空に葉の落ちた枝が寒々と震えているように見えます。
先日、仕事のついでにまた京都東山の永観堂(5月にも行ったので今年2度目!)へ行ってきました。紅葉見物の参拝者で境内は人であふれていました。でも、“これでもか”と言うくらいに紅葉もあふれていました。もう一週間早ければもっと見事な色合いだったのではないかと思いました。
地下鉄の蹴上の駅から、安養寺の参道を通って、疎水の発電所脇から南禅寺へ抜けるといういつもの道を通って永観堂へ行きました。学生時代は南禅寺の右奥の道を登って、若王寺まで良く歩いたものです。例年11月の早朝に登ったりしました。
就職をして最初の秋に職場の皆さんと紅葉見物に行き、新人の僕が引率して永観堂へ行き、皆で甘酒を飲んで、ただただ見事な紅葉に堪能させられたことを思い出します。あれから38年が経過しています。あの時との違いは、観光客の多さと、拝観料が当時は無料でしたが、先日は1000円だったことでしょうか。
四季折々の自然の変化を楽しむことは、この国に生まれた者の特権かも知れません。
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