とうとう菅直人首相が誕生した。僕が名刺交換をしたことのある人が初めて総理大臣になった。たまたま彼の選挙区に住んでいるから身近に感じる。去年の選挙でも投票した。
その所信表明演説に、「一人ひとりを包摂する社会」の実現という見出しの演説があった。これはインクルーシヴは社会、あるいはソーシャル・インクルージョンの考え方を示したもので、これまでの歴代総理大臣の演説には無かった趣旨の内容だったと思う。問題は山積しており、どれも簡単なものはないが、時間をかけてしっかり取り組んで欲しいと思う。
ただこの政党は、かなりの右からかなりの左まで、思想的には非常に幅のある人々で構成されており、単独政権になることには怖さがある。やはり小さな党とでも連立政権であることを希望する。連立こそが中庸の政治選択を行う前提だと思う。いずれの政党でも独裁・絶対多数ほど怖いものはないと思う。
いずれにしても、こんなに急展開で総理大臣が交替するとは、ただただ驚きである。
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