韓国への3日間の旅行中に『利休にたずねよ』を読んだ。
千利休が何故秀吉に切腹させられたのか、何故彼は命を捨てるまで意地を張ったのか、この謎を、利休の生涯をたどることで解明しようとした物語である。
利休のライフストーリーを、節目、節目の出来事を克明に描いて辿っている。
ただ、他の「伝記物」と違うのは、現在から過去へ、時間を遡って辿っていることである。(この点は、ソーシャルワークの面接のようだ(^_^;))
僕には歴史認識が不足しているが、利休の青春期に出会った高麗の若い女性への思い…解決出来ていない複雑な感情が、死を賭しても秀吉に気持ちの上で屈服しなかった理由だとしている! う〜ん(-_-;)?
宮部みゆきが解説で書いているけれど、もう一度、今度は後ろから読んでみたいように思える。
タイトルの意味が、利休に何をたずねよと言うのか、僕には最後まで謎になってしまった
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今日、心暖まる結婚式に参列し、心癒される披露宴に出席した。本当に誠実に生きる若者にエールを送りたいと思う。\(^-^)/
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