☆5月も慌ただしく過ぎようとしている。今年は桜もツツジもハナミズキもゆっくり愛でる間もなかったように思う。 ☆大震災から2ヶ月半が過ぎた。僕が住んでいる東京の多摩地区ではほとんど余震もなくなったが、被災地では津波と原発の傷への対応がまだまだ長期戦になりそうだ。原発は再臨界の恐怖がまだまだ消えないし、テレビや新聞の報道を見る度に、涙を誘われるものが今も多く、今回の震災の大きさ、深刻さを痛感させられる日々だ。 ☆ 被災地に就職した若い友の悲痛な声を電話で聴いたが、悪戦苦闘されている人達の様子を知るにつけ、身につまされる。 ☆ それにしても、現実問題として脱原発へ向かって舵を切る時が来ている! 今、この時に方向転換せずに一体いつ出来るというのか…。ドイツはこれから10年で脱原発を達成出来ると表明している。地震多発国の日本も当然ドイツに見習って方向転換しようではないか! ☆ こんな時期に、自民党や公明党、それに民主党の一部議員達の策動には恐れ入る!! 今もし自民党政権だったら、もっともっと情報公開は遅れていただろう(-_-;) 大体国内の「南北問題」を利用して、「貧しい地域」に税金をばらまいて原発を作らせ続けて、そこに生ずる様々な利権にたかって甘い汁を吸ってきたのは、自民党政権だったわけで、その事に一言の謝罪の言葉もなく偉そうなゴタクを並べる連中の言葉の何と軽いことだろう! 自民党内にも、この事を真剣に考えている人達もいるようだが、多数ではないようだ。 ☆ 「想定外の大きなツナミ」さへ来なければこうはならなかったと、問題をすり変える人達もいるが、大きな間違いだ! 原発を「安全に」使いきったとしても、数十年経てば廃炉にしなければならず、発電機能を失った原発の廃炉を後世の人達が何十年も管理していかねばならないという現実を一体どう考えているのだろう! 使用済み核燃料等も、地中深くに埋め込む方法が検討されているらしいが、人間の一生涯をはるかに越える時間を安全に管理し続けるなんて本当に可能と考えているのだろうか! ☆ 自然エネルギーの開発・普及にもっと税金を注ぎ込もう! ドイツで出来ることを日本でもできないはずがない!
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