☆ 福島県のいわき市に行った。東京上野から特急で2時間半弱。駅前は見る限り震災の跡形もなく、日常の暮らしが展開されていて、最初の地震からもうすぐ6ヶ月という時間の経過を実感させられた!
☆ 歩道の凸凹や、ビルの出入口の補修跡や、屋根にブルーシートを乗せている家々等、よく見ると細かい傷が見えるが、全体として概観すると普通の暮らしに近いものが感じられる。
☆ ところが、いわき市内の小名浜に行くと、まだまだ深い傷痕があちこちに残っていた。同じ市内でも随分違う光景だった。
☆ さらに、若い友人から話を聴くと、深刻なことがいっぱいあって、身近な親族の死や、友人の死や、行方不明の知人の事など、涙無しには聴けないことを胸に秘めて、健気に頑張っていることが伝わってきて、PTSDになっていないかと心配になる。息抜きをして欲しい! 楽しいこともして欲しい! そう心から願うばかりだ!
☆ 再開していた「アクアマリンふくしま」に行ってみた。巨大なタイヘイヨウセイウチが元気に泳いでいた! とにかくデカイ! 声が大きい! でも表情には愛嬌がある! (聞けば、数日前にペアだった雄のセイウチが急に亡くなっていて、ちっても「元気に」泳いでいたのではないのかも知れない(+_+))
☆ 福祉センターでの震災ボランティアの受付も間もなく終了するという。時間は確実に経過するが、地震そのものによる被害と、津波にまつわる心の傷も含めた深い悔恨と、原発にまつわるやりきれない状況と、生活基盤の立て直しにはまだまだ時間が必要なようだ!