私が米国へ来たのは、確か6回目だと思う。今回、特に米国人の肥満について深刻化しているのではないかと思わせられた。食べるものの一つ一つが、高カロリーで、過剰な甘さのものが圧倒的に多くて、飲み物も水以外はとても甘すぎて飲む気になれないモノがとても多い。日本で日常的に口にするお茶、蕎麦、納豆、豆腐等々が特別なモノではなくて、日常的に選択できる環境にないことは、この国の未来に不気味な怖さを感じさせる。街行く人たち、出会う多くのスタッフ、本当に肥満の人たちが余りにも多い。公共交通機関がほとんどなくて、皆自家用車で目的のそばまで出かけて、ほとんど歩かない暮らしのうえに、上記のような「ジャンクフード」の様なものばかりを大量に食べていれば、太るのは当たり前だと思う。今朝、ホテルのバイキングで朝食を済ませたが、果物はあったが野菜が全く用意されておらず、ただただビックリだった。テレビのコマーシャルにダイエットの広告が沢山流されるが、食生活を根本的に見直さない限り、この状況は変わらないように思う。小さな子ども達が、親たちと同じものを食べているのを見ると、慄然とした気持ちにさせられる。バージニア州のこの小さな街だからなのか、ニューヨークやロスではどうなんだろうか。
今日は、Luray Caverns という鍾乳洞に連れて行ってもらった。良く整備された綺麗な鍾乳洞だった。鍾乳洞と言えば、秋芳洞という巨大な鍾乳洞を思い出す。ただ、福岡県の仙仏鍾乳洞の方が結構エキサイティングな鍾乳洞だと思う。
さて、明日の朝早く、ハリソンバーグを発って、帰国する。また現実が待っている。
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