国土交通省の人たちがタクシー代を請求する方法を変更したら、前年度に比べると90%も支出が減ったのだそうだ!!! 2008年6月の1ヶ月のタクシー代が1000万円を下回ったのだという。 90%も減ったことに驚くけれど、その減った結果が900万円台だとか! 7月は1000万円を少し超える額だったとか!! ということは、昨年度は毎月1億円くらいのタクシー代を使っておられたということになる!!! 年間12億円もの税金をタクシー代に使っておられた!!!
僕の関わっている事業所の知的障がいの人たちへのガイドヘルパー派遣事業の単価が、障害者自立支援法になってから引き下げられたために、年間500万円ほどの赤字が出てしまう。これを何とか解消すべく、地元の役所と交渉した。100円単位のお金の相談をしたその日の夜にこの国土交通省のニュースに接して、ただただ呆れてものが言えない。何たる国家だろうか!!!
もちろんタクシー代金もタクシー業者を潤し、内需拡大に貢献されているということにはなるだろう。けれど、どう考えてもおかしいと思う。国会議員の質問趣意書が夜になってから出されるので、これに答えるための資料作りが深夜になり、どうしてもタクシーを利用せざるを得なかったというのである!!! でもやってみれば、10分の1以下に減らすことが出来た!!! 昨年度までは、お役所全体でいったいどれくらいの金額になっていたのだろうか。社会保険庁のていたらくや、際限なく続く食品偽装、そしてこのタクシー代金…、この国全体に何かが狂ってきているのではないだろうか。戦後続いた長期政権の結果が招いた現象なんだろうか。本当に僕らの国に未来はあるのだろうか。
また、ついついため息をついてしまう(-_-;)
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