これまで色んなことを「投げ出したい」衝動にかられたことが何度もある。きっと多くの人に迷惑をかけることになることを恐れて、投げ出してしまう勇気もなくて、結局グズグズと時間を過ごして、最終的にはもっと大きな迷惑をかけて生きてきたのではないかと思う。
総理大臣に比べれば、自分の役割などちっぽけなもので、比較にもならないけれど、「投げ出したい」と思われたのだとしたら、その気持ちはわかるけれど…。「その仕事は、あんたのその役割は、投げ出したらあかんやろ!」と自分のことは棚に上げて思ってしまう。
昔、河上丈太郎の『演説集』を、河上民雄氏からいただいたことがある。河上丈太郎の国会内外での演説には彼の人生を賭けた熱が伝わってきたし、哲学があった。言葉の一つ一つに胸を打つ重みがあった。 それと比べようもないが、余りに軽い!!! 小泉も安部も福田も、聞いていて「胸を打つ」言葉がない。と僕には思える!!!
自分にも人前で語らせていただく機会が与えられている。言葉をきちんと伝える知恵を働かせねばならないと思うが…、自分の能力の限界かも知れない。心して努力したいと思う。
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