総選挙
期日前投票に行って来た。公示3日目に行くなんて、すごく早いと思う。
小選挙区は民主党の管直人に、比例区は社民党に投票した。自分の住む選挙区は管さんと、自民党のTという人物との一騎打ちのようだ。僕は過去の自分の仕事に関わる苦い経験から、このTさんという人に投票する気には毛頭なれない。管さんには頑張ってほしいと思う。
比例区は、前回も保坂展人さんを当選させたくて、社民党に投票した。前回自民党が票を集めすぎて、比例区の立候補者が足りなくなって、社民党に一人分が回って来て、最後に一人滑り込みで当選したのが保坂さんだった。この人のブログは良く読ませてもらっていて、国会の良心とでも言える人だと思う。こういう人が一人いるだけで随分良い影響はあると思う。もちろん、小選挙区でも立候補されているので、そちらで当選されることがまず第一とは思うが…。
僕は小選挙区制度には基本的に反対である。中選挙区か、あるいは比例代表だけでもかまわないと思っている。この点、民主党の鳩山党首は比例代表の定員を減らすと言っていて、これには僕は反対だ。
小選挙区制度は、一党独裁の政治状況を生み出し、モラルの低い政党が第一党になるとその政策運営に歯止めが利かなくなると思えるからである。この何年かの自民党の「ある種の独裁政治」がそうである。民意は、二つの政党によっては収斂されない多様性を持つもので、政策ごとに協議を重ね妥協を重ねる政治手法こそが中庸の国政運営の基本にあるべきだと思う。小さな政党からも国会議員が選ばれる状況をきちんと作っておき、そのうえでの連立政権こそが健康な国会運営に必要だと僕には思える。
さて、投票率はどうだろうか。いわゆる無党派と言われる人たちの投票行動が大きな比重をしめる。投票権を持つ人の数は1億400万人くらいだそうだが、特定の宗教団体等の意向が全体に与える影響力を小さくするには、1%でも2%でも投票率が上昇することを願いたいと思う。1%で、100万人強、すごい数字だ。
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