11月になった。急に冷たい風が吹いて、雪の便りも聞かれるようになった。コンビニで手袋を買った。夕食は、冷蔵庫の掃除を兼ねて、豚肉、シメジ、白菜、シジミ、大根等を味噌で煮込んで沢山食べた。結構美味しかった。 暖かい鍋料理の季節がやってきた。
衆議院の予算委員会の“論戦”を、部分的だったけれど聞いた。なかなか面白かった。加藤紘一の“質問”?に、何人もの大臣が応答していたが、誰も原稿を見ずに、各自の記憶と知識を便りに応答しているのを見て、これまでの儀式のような、形式的な議論との様変わりを見せてもらった気がした。
やはり論戦としては菅直人が一番鋭いのかも知れない。鳩山首相は、マイルドな言葉遣いだった。皆さん、前政権の大臣とは大違いの人々であることに違いはなさそうである。 よく考えれば、これまでは大臣になるということは、どこまでも自分の利益のために就任していたようで、利権につながるポストを手に入れることが目的だったのではないかと思う。やっとまともな、この国の進むべき方向を議論できる大臣が多く就任し、ご自身の守備範囲についてもとても良く勉強しているなと思わせるやりとりだった。
友愛をめぐる議論もあれこれとなされていたが、内閣の政治姿勢の基本理念がこの様な形で示されたことはこれまでもあったのだろうか? 一市民としてはわかりにくい部分もあるけれど、原点に立ち返ることを忘れないためにも、この基本理念を大切に保持しつつ政治を進めて欲しいと思う。
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