☆ 先日、宮城県の名取市に行った。大きな津波に襲われながら、当日の通所施設利用者全員が無事避難できた知的障害者施設を訪問し、無事避難できた状況と、その後の悪戦苦闘の日々について聴かせていただいた。当日の陣頭指揮をとられた理事長と施設長のお二人から、5時間半くらいにわたってお話を聴くことが出来た。
☆ 地震発生からわずか15分くらいで数十人の利用者と支援職員の全員が逃げることが出来たのは、いくつかの偶然の要素もあったが、リーダーの素早い決断と一糸乱れず職員が協力した結果であったと思う。詳細は『さぽーと』誌1月号に掲載される予定である。
☆ 施設が建っていた場所へも案内してもらった。重機で解体作業が行われている最中であった。閖上湊神社跡の丘に立ち、元の家々の土台ばかりが続く荒涼たる風景を目にし、道路のそばの元水田と思われる場所に点々と放置されている船の多さに、すでに8ヶ月が経とうとしていながらまだまだ復興にはほど遠い状況であることに呆然とさせられた。
☆ 日々雑事に追われ、心身共に疲れていることと、PCの不調もあって、ブログを書く気力を無くしていたようだ。PCの修理が出来てきたのを機会にまた書くことにしたい。(と、同じことを何度も言っているように思うけれど…(>_<))
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