中山某という「大臣」が、成田闘争のことを「ごね得」という表現で話したという。
このじいさんは、成田闘争の歴史をきちんと理解できていない。きちんとも何とも、「床屋談義」風にしか考えていない。多くの人が生命まで賭けて戦ってこられた歴史は、この「政治屋」自身の卑しい価値観(=自分に利をもたらすものにしか価値を見いだせないような価値観)とは全く無縁の価値観によって突き動かされていたと思われることを、何も理解しようとはしていないことに、ただただびっくりさせられる。「満蒙開拓」から三里塚への、戦前から戦後にかけてのこの国の政策の大きな失敗の象徴としての成田闘争だと思うのだが…。 その修復のために、地道な努力も一方で続けられてきていたのに、その全てをぶち壊す無知をさらけ出す担当「大臣」! この人に、どれくらいの税金が使われているのだろうか!!! どんな思いで人々はこの人に1票を投じてきたのだろうか!!!