気になることが沢山ありながら、このところエネルギーが枯渇したのかブログを書く意欲が失せていた。これまでも何度かあったけれど、勇気を出して書いてみよう。
沢山ある気になることから二つ。一つは、沖縄の米軍基地のこと。もう一つはイスラエルによるガザ地区への支援物資を運ぶ民間人への軍事攻撃のこと。
鳩山総理大臣の責任が追及されている沖縄の普天間基地のこと。沖縄に基地を置いておく理由など本当にあるのだろうかと思う。もっと徹底して米国政府と協議することによって、少なくとも今回のことは米国領の太平洋上の島々で十分対応しきれることでないのかと今でも思えて仕方がない。これを事務方が真剣に議論する気がなくて…、本当は首相の意を受けた官僚が実務者レベルの協議を重ねるべきなのにこれをサボタージュして、結局このような結論に持って行ったのではないだろうか? 根拠はないけれど、そう思えて仕方がない。官僚の仕返しのように思えて仕方がない。 マスコミのこの問題の取り上げ方も疑問に思えて仕方がない。
この際、日米安保条約そのものを見直すときではないかとも思う。北朝鮮というとんでもない国が存在するから、なかなかその様な空気になれそうではないけれども、昔、田畑 忍先生が言っていた「永世中立」宣言と、外交による平和への貢献こそ国是とすべき時ではないかと思う。
イスラエルが封鎖しているガザ地区へ、食料や医薬品を運ぼうとした民間の支援団体の船舶を、イスラエル軍が急襲し、10人以上の人を殺害したという。イスラエルの首相は「正当防衛だ」と言っているという。何たることだろう! 強引に急襲した側に「正当防衛」という言い訳がどうして通用するのだろう! 前にも書いたけれど、イスラエルがパレスチナの人々を壁で囲って閉じ込めるという卑劣な方法を用いることにただただ呆れさせられる。第二次大戦時に、ワルシャワでナチスによってユダヤ人が閉じ込められたことを、あの非人間的な手法を21世紀の今もユダヤ人の国家イスラエルが加害者として行っていることに、ただただビックリさせられる。彼らは歴史から何を学んだのだろうか!!! 今、イスラエルが行っていることによって、彼らが受けた過去の悲劇も帳消しのように思えて仕方がない。
人間のレベルはちっともバージョンアップしていない。人間に未来なんか無いと思えて仕方がない! この地球を末永く使わせてもらう資格など人間にはないように思える。