☆ 現在31日の午前1時半過ぎである。年賀状をプリントした。夜が明けたら投函しようと思う。 30日付の新聞をみていて、総理大臣の福島での発言に慄然とさせられる。原発ゼロを見直すという。予想通りではあるけれど…。核廃棄物の処理まで含めて考えているのだろうか。目先のことしか見ないで国の政策を展開しようとしているように思えてならない。後世の人たちに多くの負の遺産を残して…。 同じ新聞に、祖父母と両親と姉を津波で亡くした19歳の女性が、米国留学の機会を得て、一歩一歩前進している記事があった。津波と原発で生活が一挙に破壊されてしまった人たちのことを思うと、そしてきっと立ち上がれないままでいる人たちが沢山おられるだろうことを思うと、総理大臣のこの鈍感さは救いようがない。
☆ 僕は地震の前の年に、浪江町の保養施設に泊まり、大堀相馬焼の窯元でコーヒーカップを買った。今もそのカップでコーヒーを飲んでいる。穏やかな雰囲気の町だった。でも、浪江町はこれから何十年も安心して住める場所にはなれないのではないかと思う。原発さへなければ…。 自然エネルギーは原発よりも高くつくと言う。本当だろうか。廃炉のための費用、使用済み核燃料を超長期にわたって安全に保管する費用、事故が起きた時の費用等々のことを考えただけで、それは嘘だろうと思える。前にも書いた小林よしのりの『脱原発論』を読むだけでも、多くの「嘘」が見えてくる。
☆ 大晦日、仕事を抱えて年を越すことになりそうだ。いつもそうだ…。仕事が遅い!の一語に尽きる。